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性依存症を病院に頼らず克服した方法その①野良コーチ達とアドラー心理学

依存症 カウンセラー・コーチの選び方

こんにちは、当サイトの管理人《えりこ》と申します。

このサイトでは、管理人が体験したセックス依存症(性依存症/恋愛依存症/適応障害)とそこからの脱却の道のりについてお話ししています。

 

私が依存を脱却した時に信じるようになった心理学について、こちらに全7回にわたってお伝えしています。

ここでは、私が「私を依存から脱却させたアドラー心理学」の話をしています。私はアドラー心理学を学んだり、心理学の勉強をした友人たちのサポートを受けて気づいたら回復していました。

今まで「どうやってアドラー心理学を知ったの?」「どっやってサポーターと出会ったの?」という部分には詳しく触れてきませんでしたので、今日はそのお話をしていきたいと思います。

 アドラーコーチングの練習台になった

・私の通っていた心療内科にはカウンセラーがいなかった

そもそも、私の通っていた心療内科には「心理士」というカウンセリングをしてくれる役割がいませんでした(先生と心理士はあくまで別の職種です。心理士がいなくても心療内科/精神科は成り立ちます。私も心療内科に通っているときはそれを知りませんでした)。

 

田舎ということもあったのでしょう、私の住んでいた町には心療内科そのものがなかったので、仕事帰りや休みの際に市内まで車を飛ばして通っていました。(この時は「適応障害」と診断されていました)

 

一度、心療内科の先生に打ち明けたことがあります。

依存症…じゃないかって思うことがあるんです。その、セックスとか

すると先生からはこんな返答が。

…そういうのは、そうね、お話を聞いたりしながら通ってみるって手もあるけどね…でも…なんちゃらかんちゃら…なんちゃらかんちゃら…

とにかく『今できることは何もない』という意味のことを述べられました。

 

別の機会に

カウンセリングを受けてみたい気がするんですがどうでしょう?

と聞くと、

○○病院だと確かにカウンセラーはいるけど、保険も効かないから高額になるよ…(云々)

言いながらしぶしぶ紹介状を書いてくれました。でも、ここまで言われて行く気になれなかったので別の病院というのは結局行かずじまいでした。

 

・友人の誘いでコーチングセミナーに行ってみた

そのあたりに休職を経て、仕事をやめる決断をしました。これは1人で考えて出した結論だったので、勇気のいる決断でした。しかしながら貯金も少しありましたし、傷病手当が出るということもあり(贅沢しなければ暮らして行ける額だった)決断したのでした。

 

その時期に、友人Aに「コーチングセミナー」なるものに誘われます。「コーチングって何?」と思いながらそのまま下調べもせずに参加しました。

 

一応ご存知ない方のためにウィキを引用しておきます。

コーチング(coaching)とは、人材開発の技法の一つ。対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術である。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法である。ヒューマンポテンシャル運動でのエスリン研究所(英語版)で行われた潜在能力開発実験、そこから生じた自己啓発セミナーをルーツとする[1]。多対多で行われる自己啓発セミナーに対し、コーチングは1対1で行われる[1]。自己啓発セミナーより健全な方向に発展した[1]。理論体系はないため、対話手法も含め、既存の心理学やカウンセリング等の理論・技法を借用して構成される。内容は事業者によって異なる。(https://ja.wikipedia.org/wiki/コーチング

 

この文言だと「私に何の関係もないな」と思っていたのでしたが、私は友人Aを信頼していました。その友人が「おすすめだよ」と言ってくれたし、連れて言ってくれるというのでまあ行ってみようと思ったのです。

 

そのセミナーは「イノベイティア(旧:チームフロー)」というスクールのセミナーで、講師の宮越大樹さんがアドラー心理学のことをすごくわかりやすくお話ししてくれました。

セミナーはスクールの告知も兼ねているので最終的にはスクールにきてねという宣伝でもあるのですが、宮越さんは「コーチング」や「アドラー心理学」そのものを広めたいという感じがこちらにも伝わってきたので、興味がわきました。

 

セミナー終わりに、そこのスクール生が無料でコーチングをしてくれるというのを知ったので応募しました。

・いろんな人の実験体になってみた

そこまらまず一人の練習生からコーチングを受けると、次のコーチングしたいひとを何人か紹介してくれました。(全員が全員次の人を紹介してくれるわけではありませんので、これも恵まれていたと思います)

そもそも友人Aもコーチングを学んでいる最中でした。友人Aからも何度かコーチングを受けました。

気の合う人と出会い、継続サポートを受けた

色々な人からコーチングを受け、ある時一人の人から継続サポートを受けるようになりました。友人Bとします。友人Bはコーチングスクールにこそ通っていなかったものの、大学生の時からずっと「人のメンタルサポート」的なことを学んで実践している人でした。

 

年齢も24。一般的に「若い」と言われる年齢ですが、彼女は今まで「どうすれば人を活かせるのか」を考え続けていたのでしょう。

 

ここで私は継続サポートの威力(?)を体感します。「この人だ」と思える人に定期的話を聞いてもらって自分の気持ちを整理する。単発で受けるのとこんなに違うものか、と衝撃を受けました。

 

自分でもアドラー心理学を学び始めた

・動画で

この辺りで、自分でもアドラー心理学の動画を見始めました。イノベイティア(旧:チームフロー)の宮越さんがYOUTUBEに動画を潤沢にUPしていたのでそれを観ていました。

(かなり詳しい技法のことまで無料公開しています)

 

宮越さんの動画はネットがあれば誰でも見れますので、興味があればごらんください。また、探すのが面倒な方はイノベイティア社長の平本あきお氏(宮越さんの師匠さん)がアドラー心理学について解説している無料会員限定記事もありますのでそれもご紹介しておきます。

・嫌われる勇気を読んで

そのころ「嫌われる勇気」が大ヒットします。アドラー心理学の名前が一躍有名になったことで私まで市民権を得たような気持ちになります。

 

そして頭のもやが晴れたようになった

こういったことがあいまって、私は気づいたら「あの陰鬱な日々はなんだったんだろう」と思うまでに回復していました。

 

「自分の大事にしたい価値観」のようなものをはっきりと持ち、ずっと頭の片隅で未練に思っていたセックス相手への未練や退廃的な欲望を考えなくてよくなっいたのです。ほぼ毎日していた自慰行為もやまっていました。

 

そうこうしているうちに私は今の主人になる人と出会います。もちろん全員の方に結婚を目指してほしいわけでもありませんし、そこがゴールでもないですが、私にとっては「心の拠り所にしていい存在ができた」ということは大きな変化です。

 

それによって私もより前向きに堅実に生きることができるようになったと実感しています。

 

カウンセラー・コーチの選び方

 

ということで、私は野良コーチ(心理を仕事にすらしていない人たち)に助けられ、気づいたら回復していましたよ、という話でした。メンタルサポートがバカにならないことの証しだと感じましたし、サポーターの力量というのは年齢や 仕事の経歴では言い表しきれないのだと思いました。

 

言ってしまえば「相性」なのかな、とも思います。ここで、私の主観ではありますがおすすめのサポーター選びの基準をお伝えします。

 

病院などに通われている方はそうそう選べないかもしれませんが、私がオススメしている女性専用のオンライン・カウンセリング【ボイスマルシェ】さんだと、自分で選ぶことになりますので、参考にしてみてください。

 

【どん底〜少し回復期】あくまで「カウンセラー」を標榜している人で、気が強そうでない人を選ぶ

→弱っている時にはとにかく「よりそってくれる」「とにかく肯定してくれそう」な存在がいいと思います。

→弱ってる時はタダでも練習台はおすすめしません。滅多にないケースと思いたいですが、お1人だけ私が話している途中でアドバイスをしてきた方がいます。あれは弱っている時にされたら困るよな、と感じました。

 

【少し回復期〜ちょっとよくなってきたかも期】ここから「コーチ」を視野に入れてみてもいいかも

→元気が出てきた人・もともとそんなに落ち込んでいるわけではなかった人は、「未来を描く」ことを助けてくれる存在を視野に入れてみるのもいいと思います。

→コーチングだと、初回は無料でセッション(お話し聞いてくれる)方も少なくないです。FBなどで探してみるのも手ですし、個人でやられている人を探してみるのもいいかと思います。

 

注意

・インナーチャイルド/前世 などを標榜しているスピリチュアリスト系は総じてオススメしない

すごく細かい思想が入ってしまうので、どうしてもスピリチュアリズムがいい…という方は参考にしないでください。個人的には「自分にすら感知できない感覚」を取り扱うカウンセラーは好ましくないと思います。クライアントにもない記憶をカウンセラーが捏造するようなケースもありますので…。

そういうことを考えると「ボイスマルシェ」のように、カウンセラーとクライエントの間に仲介業者が入っているのはひとつのセーフティネットになっている感じがします。

 

・1か月に1回以上 病院には行っておこう

現在傷病手当をもらっている方はお気をつけください。病院の通院が1か月あくと傷病手当が支給されなくなってしまいます。私はこの時期に通院を伸ばしてしまい、傷病手当は支給されなくなりました。(傷病手当が支給されなくなったら、求職手当の支給される準備にうつる必要が出てきます。求職活動中は求職手当がもらえますが、まだ立ち直りきってない方には辛いと思います)

 

・「メンタルケア」に理解がない人の声に惑わされないで

日本では「カウンセリング」の概念があまりまだなじみもないし、ましてや「コーチング」は認知度が低いです。

野良コーチたちと交流していた私は、家族に「あの詐欺師たちとまだ関わってるの」と言われてしまったこともあります(私がこんな混沌の中で生きていたことはつゆ知らずだったでしょう)。意味のない技術、価値のない勉強だと思う人も少なくないのだと感じました。

 

ただ、依存症の克服にメンタルケアは必要ですし、メンタルサポーターというのは技術力よりも相性が大事です。他人の意見よりも「自分がやってみてどう思うか」を大事にしてほしいと思います。回復の道が閉ざされてしまわないように。

経済的に難しい方

思いつく限りですが、こんな手段があります。

・若ナビ…東京都に住む「若者」限定のサービスです。「若者」の定義は明確でないようですが、無料で相談できます。

参考 若ナビ東京都若者総合相談センター

・大学の研究生…心理学科のある大学ならば、研究生の練習の一環として安くカウンセリングをしてくれるところがあるそうです。(私が聞いたのは2000円くらいでしてくれるとのことでした)。カウンセラー役は選べません。研究生の時もあるし、教授クラスがカウンセリングしてくれる時もあるそうです。

・自助グループ…タダではありませんが、(参加者のカンパで運営されているので)同じような境遇だった先輩からお話が聞ける、などで励まされるようです。「ある程度回復の基盤ができた人」に向いているので、落ち込み期は難しいかもしれません。

参考 無名の性依存症者の集まりセクサホーリクス・アノニマス

さいごに

こんなに自分であーだこーだ動いちゃう患者は病院関係者から怒られそうですが、実際病院も患者がよりかかると困った顔をしますし、私たちの人生はあくまで私たちのものです。

 

また、メンタル系統はまだまだ発展途上であり、精神医学や心療内科発展の歴史を学ぶほど「病院という存在に委ねすぎるのはよくないな」と思わざるを得ません。

 

私の人生はあくまで私のもの、あなたの人生はあくまであなたのものです。自分ができることを考えて、自分が納得できる選択をできるお手伝いができたらいいなと思っています。

 

ここでお話ししたことはあくまで個人の体験談と個人の意見です。参考になさる場合にも、ご自身で考えてご選択ください。やってみてよさそうだったら続けてみて、よくなさそうなら少し別のことをやってみて、そうやって少しずつ歩いていきましょう。

 

変えられないものを静穏に受け入れる力が、変えるべきものを変える勇気が、そして変えられないものと変えるべきものを区別する賢さが、私たちに与えられますように。

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